2008年度関東支部大会研究発表についてのお知らせ

2008年9月1日
日本フランス語フランス文学会  関東支部支部長 川瀬武夫

 日本フランス語フランス文学会関東支部では、来る2009年3月14日(土)、法政大学市ヶ谷キャンパスにおいて支部大会を開催する予定です。つきましては、研究発表をご希望の方は下記によりお申し込み下さい。

1. 氏名、所属、職名(大学院生は「○士課程在籍・修了・退学」とお書き下さい)

2. 題名

3. 発表形式(日本語あるいはフランス語)

4. 連絡先の住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレス

5. 申し込み先

郵送の場合

〒102-8610 東京都千代田区富士見2-17-1 法政大学国際文化学部資料室気付
日本フランス語フランス文学会関東支部大会実行委員会(封筒に「関東支部研究発表申し込み」と朱書き)

メールの場合

sjllfkanto@gmail.com
メールの件名に「研究発表申し込み」と入れて下さい。

6. 申し込み期間 2008年9月1日〜11月28日(金)必着

* * *

なお、研究発表をするには2008年度に日本フランス語フランス文学会本会、あるいは学会関東支部のいずれかに入会している必要があります。未入会の方は、2008年度については以下の方法で関東支部に入会して下さい。2009年度からは学会本会に入会(関東支部には自動的に同時入会となります)することをお勧めします。
 関東支部のみの入会方法:2008年度から入会する旨を、郵便または電子メールであらかじめ伝えた上で、2008年度の年会費2,000円を支部大会当日に受付でお支払い下さい。

以上

ニュース129号

1)2006年度関東支部大会(2007年3月17日、筑波大学)での研究発表をもとに、『関東支部論集』第16号を刊行した。論文20本、レジュメ2本、およびClaude Coste氏の特別講演を収録。
2)2007年度関東支部大会を2008年3月16日、学習院大学にて開催。事前の想定を大幅に上回る、42本という記録的な数の研究発表が行われた。参加者は170名を越え、懇親会にも100名近くが出席して、きわめて充実した大会となった。
3)当日の支部総会において、2008年度支部代表幹事に野村正人氏を選出したほか、新たな支部役員も選任した。
4)2008年度関東支部大会は、2009年3月14日、法政大学にて開催の予定。大会実行委員長は白井泰隆氏、開催校代表幹事は安藤俊次氏。(支部長 川瀬武夫)

関東支部論集第16号

特別講演
Notes de Cours de Roland Barthes : Le Discours amoureux, Comment vivre ensemble Claude COSTE 1
研究発表
言語の不在、言語の過剰―ジョルジュ・バタイユ『内的経験』の構造に関する一試論 石川学 21
モーリス・バレスと「根をおろす」芸術 泉美知子 35
ルソーにおける男性性と女性性―暴力性の彼方へ 井上のぞみ 51
フランス演劇における唖者と演劇美学の変容(1799-1853) 浦山健太郎 65
ランボーとファンテジー―「わが放浪」と二通の書簡をめぐって 岡部杏子 77
トリスタン・コルビエールにおける韻律の分析 小澤真 91
ラブレー『第四之書』における描写―メダモチ島とカレームプルナンをめぐって 上代 101
レ・ミゼラブル』と革命 数森寛子 117
プルースト滞在のヴェネツィアのホテル 菊池博子 131
「voir+目的語名詞句」の意味構造 木島愛 147
受肉の原理を超えて―マラルメ「カトリシスム」を中心に 熊谷謙介 161
クロード・シモン『農事詩』―歴史・書くこと・アマルガム 熊野鉄兵 173
『歌詞のない恋歌』における伝記的要素―非人称的詩法とヴェルレーヌの自己表象 倉方健作 189
心の病にみる個人と社会の関係―病跡研究によるルソー『孤独な散歩者の夢想』読解へのアプローチ 白川理恵 203
『愛の一ページ』と『生きる歓び』に見る、ゾラにおける家庭の母の役割―エレーヌとポーリーヌの分析を中心に 寺嶋美雪 219
アンドレ・ブルトンの自動記述の誕生―無償の言語と他者の言語の狭間で 中田健太郎 233
フランツ・ファノンの〈ネグリチュード 中村隆之 245
娼婦たちの受難劇―モーパッサン『メゾン・テリエ』に関する一考察 長谷川久礼満 261
ピエール・ルヴェルディのイマージュ論―「詩的現実」をめぐって 山口孝行 275
フランス語のジェロンディフについて―「ながら」節との比較考察 Noel Rodriguez 289
研究発表要旨2件 303

ニュース126号

1)2007年度関東支部大会は、2008年3月16日(日)、学習院大学にて開催の予定。大会実行委員長は佐伯隆幸氏、開催校代表幹事は野村正人氏。
2)『関東支部論集』第16号を鋭意編集中、12月中旬には刊行の予定。収録論文20本、それに要旨2本とClaude Coste氏(スタンダールグルノーブル第3大学)の特別講演を掲載。(支部長 川瀬武夫)

ニュース125号

1)2005年度関東支部大会(千葉大学)における研究発表にもとづいて、『関東支部 論集』第15号を刊行した。論文20本、レジュメ4本、ピエール・バイヤール氏の特別講演を収録。
2)2006年度関東支部大会を、2007年3月17日に筑波大学で開催した。22本の研究発表と、グルノーブル第3大学クロード・コスト氏の特別講演。大会参加者131名、うち懇親会参加者87人と、盛会であった。
3)新しい関東支部長に川瀬武夫氏が選出された(任期は2007/ 2008年)。また2007年度の支部代表幹事に増尾弘美氏が選ばれたほか、新たな支部役員を選任した。支部規約の一部を改正した。
4)2007年度関東支部大会は、2008年3月16日(日)に、学習院大学で開催予定。大会実行委員長は佐伯隆幸氏、開催校代表幹事は野村正人氏である。(前支部長 宮下志朗