2005年度関東支部大会(千葉大学)

日時 2006年3月18日(土)10:30-17:45
会場 千葉大学文学部 文学部・法経学部
   千葉市稲毛区弥生町1-33
受付 10:00-16:00
大会費 1,000縁
懇親会場 けやき会館1F コルザ
懇親会費 6,000円(学生3,000円)

プログラム

10:30-10:45 開会式

司会 泉利明(千葉大学
支部長挨拶 宮下志朗東京大学
開催校挨拶 西村靖敬(千葉大学

11:00-13:00 分科会 午前の部

第1分科会 中世・16・18世紀 103教室

司会 三井吉俊千葉大学)、平野隆文(青山学院大学
1.クロード=ニコラ・ルドゥのロマン主義―建築と文学
新谷淳一東京藝術大学非常勤講師)
2.ディドロにおける中国―『百科全書』の項目を中心に
大橋完太郎(東京大学大学院博士課程)
3.『「悪巧み」で裏打ちされた阿呆たちのソチ』における国家像
黒岩卓(早稲田大学大学院博士課程)
4.凍った言葉と異言―ラブレー『第四之書』第55-56章に関して
関俣賢一(東京大学大学院博士課程)

第2分科会 19世紀(1) 104教室

司会 川那部保明筑波大学
1.詩の花における主体―ランボー「花」について
荒畑明野(東京大学大学院博士課程)
2.漂泊者の描く風景―『歌詞のない恋歌』と「印象」の詩法
倉方健作(東京大学大学院博士課程)
3.『イリュミナシオン』の絵画性
谷口円香(東京大学大学院博士課程)
4.ランボーの自己造形―「慈愛にみちた修道女たち」から
塚島真実(東京大学大学院博士課程)

第3分科会 20世紀(1) 202教室

司会 星埜守之(白百合女子大学
1.自伝と埋葬―ミシェル・レリス『フルビ』をめぐって
大原宣久(東京大学大学院博士課程)
2.ミシェル・レリスにおける生成する構成―日付を打たれた断章から
谷口亜沙子(早稲田大学大学院博士課程)
3.アンドレ・ブルトンにおけるオブジェの問題―20年代から30年代を中心に
長谷川晶子(千葉大学大学院博士課程)
4.変成する属性―アンドレ・ブルトンにおける白テン
前之園望(東京大学大学院博士課程)

第4分科会 20世紀(2) 205教室

司会 湯澤英彦(明治学院大学)、小畑精和(明治大学
1.プルーストにおける鐘のイメージ
鈴木隆美(東京大学大学院博士課程)
2.マルグリット・デュラスインディア・ソング』における「記憶」と「忘却」について
関未玲(立教大学大学院博士課程退学)
3.劇場化する家庭―『失われた時を求めて』における召使の視線
福田桃子(東京大学大学院修士課程)
4.ケベックの文学、とくにMarie-Claire Blais
古川和美(千葉大学大学院博士課程)

14:30-16:00 分科会 午後の部

第5分科会 19世紀(2) 103教室

司会 鈴木啓二東京大学
1.ボードレールと宿命論的歴史観―19世紀フランス歴史哲学との関連において
伊藤綾(東京大学大学院博士課程)
2.一つの法、二つの未来―ユゴーと1843年の監獄法案
梅澤礼(上智大学大学院博士課程)
3.シャトーブリアン旅行記における詩的エクリチュール
野澤督(レンヌ第2大学大学院博士課程)

第6分科会 19世紀(3) 104教室

司会 野村正人(学習院大学
1.フロベール作品における司祭像―scienceに抗して
中島太郎(早稲田大学大学院博士課程)
2.フロベール『聖ジュリヤン伝』―流動する時空
橋本由紀子(青山学院大学大学院博士課程)
3.アナトール・フランスの「リケ」と「キャリバン」についての考察
六川裕子(筑波大学大学院博士課程)

第7分科会 20世紀(3) 202教室

司会 森田秀二(山梨大学
1.アンドレ・マルローの晩年の日本論―脅かされる空想美術館
大貫明仁明治大学大学院博士課程)
2.サルトル『猶予』と交通のテクノロジー
竹内康史(筑波大学大学院博士課程)

第8分科会 20世紀(4) 205教室

1.抽斗を再生する抽斗―R・ルーセル詩篇をめぐる考察
清原正至(千葉大学大学院博士課程)
2.ロラン・バルトの時間意識における「老年」
滝沢明子(東京大学大学院博士課程)
3.無名性のコミュニケーション―モーリス・ブランショにおける「日常性」
門間広明(早稲田大学大学院博士課程)

16:15-17:00 特別講演 106講義室

"Demain est ecrit" Pierre Bayard (Paris VIII)
司会 山田広昭

17:15-17:45 総会 106講義室

議長 中地義和(東京大学

18:00-20:00 懇親会

開催校挨拶 西村靖敬(千葉大学